2014年8月24日日曜日

初めて面をつける

お盆休みが明けて、すずかけの稽古も心機一転、秋の総体に向けて盛り上がっております。

三田市総体剣道の部。
それは、幼稚園児から一般の方まで、市内で剣道をしてる者が総出で参加する大会です。

今回から初めて防具をつける子もいます。
剣友会では、サイズが合えば先輩のお下がりの防具を貸し出しています。
松本先生、山崎先生もお家にあった防具を寄付してくださいました。ありがたいことです。現在、高校ですばらしい戦績を残している先輩たちが小学生の時に使っていたもの?ご利益ありそう・・・・

面手ぬぐいを畳んで。頭にかぶって・・・どっち前?
面をつけて・・・顔から?顎から?頭の後ろで紐を結んで・・・

「ちょうちょ結びができません!」

そこからか・・・・

松本先生が丁寧に教えてくださったので、子供たちも親も四苦八苦しつつ、剣士らしい格好になりました。みんな、うれしそうです。
小さな剣士誕生。
見ていても微笑ましいですね。

一方、防具をつけて数年たった先輩たち。
活気があり、とても気合の入った稽古でした。
大植先生の新メニュー、間違えてなるものかと気を張って励む様子がまた微笑ましい。
声もよく出ていました。
一年一年、子供たちの成長が見られるすずかけ剣友会です。




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【すずかけ剣友会】
●ホームページ:https://sites.google.com/site/suzukenkotemen/home
●お問い合わせ:suzukake.kenyukai@gmail.com
●稽古場所/すずかけ台小学校体育館 兵庫県三田市すずかけ台2丁目45

すずかけ剣友会は、幼児から大人まで、会員約120名以上の
兵庫県三田市の剣道クラブです。
三田市剣道協会・すずかけスポーツ21に属しています。

2014年8月6日水曜日

じゃがりこ杯

今日は水曜、試合も終わって夏休み真っ盛り、参加者も少ないです。
中学生2人、小学生5人。それでも自分たちで話し合って稽古内容を決め、真面目に取り組んでいます。

そこへ、井上先生が来られました。おや?手に何か持ってらっしゃる。

「じゃがりこ」

そう、すずかけ名物?たま~に突然開催される 「じゃがりこ杯」。

立ち居振る舞い、発声、素振りなどを競い、成績上位者にはお菓子のじゃがりこが進呈されるので「じゃがりこ杯」。
前回は黙想の姿勢を競ったのでしたか、とにかく子供たちは喜んで普段以上の力(?)を発揮してくれます。

しかも今回は、外で遊んでいた女の子たちまで連れてきて一緒に参加させてしまいました。
みんなワクワクしている様子。

お菓子の威力か?井上先生の人徳か?
審判は大植先生。

賞品獲得は無理だろうけどね、女の子たちも楽しんでいってね。

などと余裕かましてた剣友会員たちに危機が!

大植先生もビックリ、立ち居振る舞いから素振りまで、周りを圧倒させる気合と迫力で
飛び入り参加のMちゃんが勝ち上がっていくではありませんか!!

「家で素振りしてるの?」

「してない」

遊びだと思ってみんな油断しすぎ?
優勝賞品のプレミアチーズじゃがりこは、Mちゃんの手に。
ぜひ副賞の「すずかけ剣友会入会誓約書」も受け取ってね。
ん?いらない?

波乱の展開となった今回のじゃがりこ杯。

「油断大敵」
「門前の小僧、習わぬ経を読む」










2014年8月3日日曜日

尚勇館館長旗・杯争奪少年剣道大会

蒸し暑い曇り空。雨も降ってきました。
毎年開かれるこの大会。例年のこととはいえ、申し分ない大会運営能力に感服。
主催団体である尚勇館の勢いを感じる大会でした。

すずかけからは、小学生、中学生各1チームが出場。
始めはリーグ戦からです。中学生はまず2試合、小学生は3試合。
勝ち上がればトーナメントに進出できます。

大会来賓のひとりとして、正面本部席には大植先生、審判として徳楽先生、安井先生が遠くから見ていてくださいます。

さっそく試合の始まった中学生。見ていて安心感があります。
そうか~これが、大植先生が小学生におっしゃってた連続性ってやつなんやなあ。見てるか小学生・・・あれ?誰もいない?

その小学生。対戦相手の試合を見に行ったようです。
「胴の青い方?」「追いかけくるタイプだぞ」とか「コテに気をつけなな」「始めるとき、前に出えや」とか、お互いにブツブツ言いあってます。チームとしての成長?は頼もしい。

試合の結果は・・・
小学生、一試合目は尚勇館Dと対戦。Dって・・・大将の子は確か阪神親善の選抜で選ばれてたような・・・選手層厚いんですね。大内、廣田、田中と連勝。特に田中選手勢いがある!松島、藤原引き分けで勝ち。

2試合目。誠心剣修会。大内選手が得意の面を決めたものの、相手に2本取られ、続く廣田選手も積極的に攻めましたが決まらず引き分け。中堅、副将と負けを喫し、大将は引き分け。惨敗。

3試合目。尼西水明との対戦。大内選手、攻め気を崩さず次々に技を繰り出しましたが旗上がらず引き分け。廣田選手もこれでもかとばかりに打ちましたが引き分け。ポイントゲッターの二人の苦戦にこれまた惨敗かと思いましたが、田中選手引き分け、松島選手ようやくコテを決めました!
よっしゃ!大将行け!しかし・・・のっけから抜き胴を取られてピンチ!取り返せないまま試合終了。引き分け。リーグ3位でトーナメント進出ならず。

中学生。一試合目は圧勝。山辺選手、体調に不安があるようでしたがそんな事、微塵も感じません。2試合目、芦屋剣道協会、トーナメント進出して3試合目は報徳中を相手に健闘したものの惜敗。副将百田選手、大将田中選手負け知らず、頼りになります。それにしても、中学生ともなると速い!素人にはいったい何が起こったのかわからないうちに旗が上がる。丁々発止のやりとり、剣を交えるとはこのこと。
小学生にもよい勉強になったと思います。暑い中、お疲れ様でした。