7月25日。汗と涙の強化稽古をやり遂げ、東京に向かう日。
強化稽古中はたくさんの方にご支援いただきました。
先生方の想いの限りを尽くした稽古、子供たちだけでなく、親の心にも響きました。
先輩たちも連日稽古に来て相手をしてくれました。同世代から受ける影響というものは、親や師では届かない内面部分に強く働くように思います。顔つきも違って見えます。
感謝の念を胸に、出発。
東京までは電車を乗り換え新幹線で。
楽しげな子供たち、一足早い修学旅行みたい。
同じ車両に他の剣道団体が乗り込んできたのを、松島父レーダーがキャッチ。
しかし子供たちは気づいてもいないようです・・・
東京から地下鉄を乗り継ぎ九段下に着いたのは午後二時半ごろ。
チェックインを済ませ、後から到着の河合君を待ってから武道館へ下見に。
人が多い。どうやら、何かイベントがあるようです。
「なんか、息しにくいな~」
目立つコンサートグッズを身につけた華やかな集団の中を、竹刀を持った子供らがキョロキョロ歩いてるのは浮いた感じですが、田舎者はそんなの気にしない、酸素が薄い(?)方が気になるらしい。
次は靖国神社。
「戦争の神社やろ?」
・・・六年生の知識、そんなものですな。
「スゲー!鳥居でかいっ!写真とろ、写真!」
・・・すっかり、おのぼりさんです。
お参りして、さて恒例の絵馬奉納。
あれ?売り場が閉まってる・・・
社務所に行って尋ねると、「あ、五時までなんですよ。でもまだ人がいるから呼んでみてください」
アバウトな閉店時間でよかった。巫女さんは若干迷惑そうでしたが。
門を出て、持ってきた竹刀で素振りを始めた子供たち。
だれも指示したわけではありません。やる気満々なんです。
わあわあやってると、外国の方が興味深げに見てましたが、子供たちはそんなこと気にせず、いつものように、いや、いつも以上に楽しそうに竹刀を振っていました。
夜、ホテルで大植先生から竹刀に一筆書いていただき、活を入れてもらうと、いよいよ明日かと気も引き締まります。
「よっしゃ、決戦や!」
「大富豪や!」
そう言ってある部屋に集まる子供たち、いったい何をしてる・・・?
親は先生のお部屋へ。
明日は・・・。
期待と不安の入り混じった夜でした。
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