2013年6月2日日曜日

14人の剣士を相手に

今日は、始めから大植先生に返事の声について注意を受けました。
空気を切り裂くような大きな声で 「ハイッ!」

昨今、不適切な場で大きな声を出し、出すべき時に大きな声を出せない子が増えていると感じておられるようです。剣友会では、剣道を通じて自信をもち、しっかり返事のできる子を育てたいとのこと。大きな声を出す、それは単に気合を入れるだけでなく、人格形成に繋がるものなのですね。

それと、構え。

今日の稽古は構えをしっかりするための稽古から。
子どもたちも二人一組で「ヤアヤアッ!」
一人が竹刀を構えて前進、もう一人は手で相手の剣先を押さえながら後進。




左足のひきつけを速く!竹刀を真っすぐ!
左手!

井上先生の指導も熱がこもります。
防具なし初心者の二人も先輩たちに交じってできるので嬉しそうです。






面をつけて稽古。
さて、構えは?






初心者の二人は先生につきっきりで、基本を教えてもらいました。



「納め! 刀!」  上手にできました。
カッコよく、「礼!」
次の稽古は・・・すずかけ剣友会ならでは!
 大人14人がずらりと並び、
子どもたちが打っていきます。

面!

小手!

胴!

先生たちが一人一人に指導してくれるわけですから、こんな贅沢な稽古もそうないでしょう。


 
そして、14人連続掛かり稽古!!

 井上先生の拍子木が鳴り響くと、次の相手に掛かっていく。大きな大人たち相手に必死の小中学生。はじき返されて倒れてもすぐ起き上がって向かっていきます。「頑張れ!ファイト!!」最後のひとりはみんなの声援を受けて、一生懸命頑張りました。この一体感、見ていて心から応援したくなる場面でした。






子どもたちの相手をした後、まるで火がついたような気合の入った稽古をみせてくださる先生方。
 この後も大人相手に地稽古。
構えに気をつけている様子が見えたり、教わった技を試してみて上手く打てた子も。
そういった瞬間を目にして成長を感じるとき、こちらもたいへん嬉しくなります。
 
大人も子供も、熱のこもった稽古でした。
 
 
 

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