2014年3月30日日曜日

第24回すずかけ杯

毎年恒例、すずかけ剣友会あげての一大イベント、すずかけ杯の日がやってきました。

あいにくお天気はぐずついていますが、会場となるすずかけ台小学校体育館は、早朝から老若男女多くの会員が集まって、準備にご協力いただきました。

身内の試合とはいえ、会員数112名からなる団体です。出場選手は50名ほど。
体育館は活気にあふれました。


初心者の部では、かわいい剣士たち5人が型の勝負。人一倍元気な声の高浪くんが1位に。

小学生の部では、低学年、高学年に分かれてリーグ戦。各リーグ1位2位が決勝トーナメントに進出です。15名の選手はそれぞれ精いっぱいの試合を見せてくれました。
結果、低学年からは、向かうところ敵なしの大内選手と廣田選手。高学年からはさすが6年生、草田選手と瀬川選手がトーナメント進出を決めました。

その決勝トーナメント一回戦、大内選手、長身の瀬川選手に見事な面を決め決勝へ。
草田選手も塾通いで?疲れ気味ながらキャプテンの貫禄で勝ち上がり、決勝は少女剣士の対決に。
小学生王者の座は、4年生大内選手が勝ち取りました。敢闘賞は、積極的な攻めで会場を沸かせた竹谷くん、はち切れんばかりの元気さで頑張った野村くんです。おめでとうございます!

さて、中学生。
タスキの色が足りなかったり、選手の立ち位置が違ったり、プログラムと掲示が不一致だったりと、いろいろボロが出たこの会場・・・・中兵庫の予備錬のつもりで準備を進めた役員、まだまだ詰めが甘かったと反省・・・。
総勢15名が3つのリーグに分かれて戦い、トーナメントへ。
優勝は上垣選手、準優勝田中選手、3位は平江選手。

一般の部は8名が参加。大人は迫力がすごい。Aリーグは勝ち点勝ち数同数、本数で順位が決まったという接戦ぶり。4人1リーグなので、休む間なしの激戦。勝ち上がった平江選手と田中選手、昨年度に続く対戦。今年は田中選手が優勝です。

各部の気迫のこもった熱戦もさることながら、すずかけ杯最大の目玉は、やはり紅白戦でしょう。
1年生から先生まで、紅白のチームに分かれて勝負!
応援の声も思いきり味方びいき、紅だ白だとワアワア盛り上がる紅白戦、審判も難しいところですが・・・いつも笑顔で敵をつくらぬこのお方、井上先生が主審、副審は宮崎先生、松野先生。
優勝チームの景品と負けチームの参加賞、どちらがどちらを手にするのか?

試合は接戦のまま先生たちに引き継がれました。さすが井上先生、盛り上げ方も心得ていらっしゃる??
高原先生VS山崎先生の引き分けに続き。大植先生VS徳楽先生の勝負。カチカチと剣先の触れ合う音だけが響く緊迫した空間。お二人の見えないやり取りがビリビリと伝わってきます。
こころをよむ。動く。
楽しいかもしれない。見ていてそう思いました。




すずかけ杯では、表彰式の後、卒業する小学生、中学生、高校生に記念品を贈呈しています。
6年間、3年間。頑張りました。そしてこれからも長く剣道を続けてください。年齢に応じた剣道があって、それぞれの楽しさがあるのでしょう。ゴールはなくて、剣先を交えた分だけ知り得るものがあるのでしょう。交剣知愛。これからもたくさんの出会いがありますように。
















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